Inbound Security for Microsoft 365 では、保護が必要なファイルやデータについて 「パターン」 および 「キーワードリスト」 を使用して定義、検出することができます。
パターンによる検出について
パターンによる検出では、特定の構造で記載された各種情報を検出することができます。
以下のような情報を検出する際に有効です。
- クレジットカード番号 (16桁の xxxx-xxxx-xxxx-xxxx 等の形式)
- メールアドレス (@で区切られたxxxx@xxxx.xxxx.xxx 等の形式)
- 電話番号 (xxxxxxxxxx や xx-xxxx-xxxx 等の形式)
キーワードによる検出について
キーワードリストによる検出では、特定の文字列を記載された情報を検出することができます。
以下のような情報を検出する際に有効です。
- 名前 (佐藤、鈴木、高橋… 等のキーワード)
- 任意の文字列 (Birth DateやDate of Birth 等のキーワード)
上記例を含むパターン、キーワードリストについてはシステムにて事前に登録されておりますが、お客様にて任意のパターン、キーワードリストを作成、登録することもできます。