・GUARDIANWALL Mail セキュリティ仮想アプライアンス版(Hyper-V 用)　Ver 2.1.00　～　Ver 2.3.00

    
    ※VMware用では発生いたしません。

 

GUARDIANWALL Mail セキュリティ仮想アプライアンス版(Hyper-V 用)においてディスク増設を行う際に、「GUARDIANWALL MailSuite 仮想アプライアンス版マニュアル」に記載された手順でディスク増設を行う事ができません。

 

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◆発生条件

ディスク増設を行うにあたって、パーティションの再作成が必要となります。

再作成手順については、サポートセンターまでお問い合わせください。

 

1.「GUARDIANWALL MailSuite 仮想アプライアンス版マニュアル」の記載通りに[ディスクの割り当て]を行ってください。

2.仮想アプライアンス版にログイン後、パーティション[/dev/sda3]を拡張するため以下を実施ください。

# fdisk -u /dev/sda

3.[sda3]を拡張するために一度削除するため、[d]を入力してください。

Command (m for help) : d

4.削除するパーティションが[sda3]なので[3]を入力してください。

Partition number (1-3, default 3): 3

5.[sda3]を再作成するため、[n]を入力してください。

Command (m for help) : n

6.作成するパーティションの種類として「primary(主要)」を選択します。「p」を入力し主要パーティションを作成してください。

Partition type:
p primary (2 primary, 0 extended, 2 free) e extended Select (default p): p

7.パーティションとして設定するパーティション番号を指定します。
「sda3」を選択するため 　「3」と入力してください。

Partition number (3,4, default 3): 3

8.パーティションに割り当てる最初のセクターを指定します。
デフォルト値を使用するため 　「Enter」キーを押下してください。

First sector (135249920-629145599, default 135249920): 「Enter」キー
Using default value 135249920

9.パーティションに割り当てる最後のセクターを指定します。追加したディスクも含めるためデフォルト値を使用します 「Enter」キーを押下してください。
　
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (135249920-629145599, default 629145599): 「Enter」キー
Using default value 629145599

10.「sda3」が存在して、サイズが拡張されていることを確認します。
「p」を入力してパーティションを確認してください。
　
Command (m for help) : p
　
Disk /dev/sda: 322.1 GB, 322122547200 bytes, 629145600 sectors Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes I/O size (minimum/optimal): 4096 bytes / 4096 bytes Disk label type: dos Disk identifier: 0x000e3d45
　
　 　Device Boot Start End Blocks Id System
　 　/dev/sda1 * 2048 1026047 512000 83 Linux
　 　/dev/sda2 1026048 135249919 67111936 8e Linux LVM
　 　/dev/sda3 135249920 629145599 246947840 83 Linux
　

11.今までの設定を保存するため、「w」を入力してください。

Command (m for help) : w

12.仮想マシンを再起動してください。

# reboot

13.以下のコマンドで[/dev/sda3]を拡張してください。

# xfs_growfs /dev/sda3

 

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◆恒久回避策