| 更新履歴: |
2025 年 |
12 月 |
17 日 |
15:00 |
投稿 |
平素は弊社 GUARDIANWALL Mail セキュリティ・オンプレミス をご利用いただき誠にありがとうございます。
GUARDIANWALL Mailセキュリティにて、関連メール閲覧機能を使用した場合、サーバー負荷が上昇する事象を確認しております。
サーバー負荷により運用影響を与える可能性がございます。
誠に恐縮ではございますが、以下ご一読のうえ回避策に記載の対応をお願いいたします。
■影響範囲
GUARDIANWALL Mail セキュリティ・オンプレミスにおいて、送受信メールのアーカイブを実施している一部のお客様
■発生事象
以下のようなメールに対して、関連メール閲覧機能のスレッド表示を使用した場合にサーバー負荷が上がる可能性があります。
- 返信などのやり取りを複数回繰り返しているメールである。
- 同一の Message-ID を持つメールがやり取りの中に複数含まれている。
※メールのやり取りの中で、宛先毎にメールが分割して送信、もしくは受信されるなどにより、
複数のメールに同一の Message-ID を持つ状態になる場合があります。
○関連メール閲覧機能(保留メール一覧表示画面からの画面表示例)

○対象となるメール例

■発生原因
表示対象のメールに関連するメールが多い場合、関連メール閲覧機能のスレッド表示を試みた際に、メール抽出処理の回数が大きく増加するため。
■回避策
運用において必要な場合を除き、関連メール閲覧画面の「スレッド表示に切り替え」機能は、利用をお控えいただけますと幸いです。
また、処理が継続することでサーバー負荷が上昇し、他処理に影響を及ぼす可能性があります。
「スレッド表示に切り替え」ボタンのクリック後に、サーバー負荷の上昇を確認された場合、 以下のコマンドを
WGW ワーカーサービスが稼働しているサーバーにて実行し WGW ワーカーの再起動を実施してください。
# /etc/init.d/grdn-wgw-work restart
なお、今後の製品バージョンにて負荷を抑えるよう仕様改善を予定してます。