DFS クラスターのファイル複製数にて 2 以上を設定している場合には、DFS クラスターを構成している複数の DFS ワーカーへファイルを複製して配置します。
以下のコマンドを実行することで DFS クラスター内のファイル状況について、正常に複製が行われているか確認できます。
◆コマンド内容
curl -XREPORT http://<DFSメタサーバーの仮想IPアドレス>:50130/tenants/<テナントID>/
◆出力例
{
"filenum":20,
"name":"ncopy",
"nonenum":0,
"lessnum":0,
"morenum":0
}
出力のうち、nonenum、lessnum、morenumがすべて0であれば正常に複製が完了している状態です。
複製数に問題がある場合は 0 以外の数字が出力され、該当するファイルの情報も出力されます。
なお、出力結果の意味は下記となります。
nonenum: 複製数が0のファイルの数 (バックアップからの復旧が必要となります)
lessnum: 複製数が設定値より少ないファイルの数 (夜間に複製処理が行われます)
morenum: 複製数が設定値より多いファイルの数 (夜間に削除処理が行われます)