ここでは「受信用 MTA サーバー」「送信用 MTA サーバー」それぞれの役割についてご案内しています。
GUARDIANWALL MailSuite では各テナント毎に「受信用 MTA サーバー」「送信用 MTA サーバー」を指定し、配送先を制御します。
1.受信用 MTA サーバー
(管理センター管理画面(ADM)[テナント管理]→[テナントサービス管理]→[設定])
テナントで受信したメールのうち、宛先がテナントの「内部ドメイン」「追加ドメイン」に合致するメールをリレーします。
一般的に内部の各ユーザーメールボックスが存在するメールサーバーを指定します。
2.送信用 MTA サーバー
(管理センター管理画面(ADM)[テナント管理]→[テナントサービス管理]→[設定])
テナントで受信したメールのうち、宛先がテナントの「内部ドメイン」「追加ドメイン」に合致しないメールをリレーします。
一般的にインターネットへ接続され、外部の宛先へ送信することのできるメールサーバーを指定します。
また、クラスターに対して別途「送信用 MTA サーバー」を指定する必要があります。
3.送信用 MTA サーバー
(管理センター管理画面(ADM)[システム設定]→[クラスター管理]→[MGW]タブ→[設定])
テナントで受信できなかったメール(センタードメイン宛のメールや、50201 ポートで受信したエンベロープ FROM が
空(null)のメールなど)をリレーします。