• No : 255
  • 公開日時 : 2019/01/21 16:22
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定型文・暗号化定型文挿入機能による定型文の挿入ルールについて

回答

ここでは、定型文・暗号化定型文挿入機能による、定型文の挿入ルールについてご案内いたします。

定型文・暗号化定型文挿入機能では、事前に設定した定型文を、対象となるメールに挿入します。
定型文には「ローカル言語」、または「英語」を設定できます。

どちらの定型文を挿入するかは、対象となるメールのヘッダ情報から、本文に利用されるMIMEテキストパート(Content-Type:text/plain;charset=" ")を評価し、設定項目の「ローカル言語選択」にて設定した言語に対応した文字コードが使用されているか否かによって決定します。

設定した言語の文字コードが使用されていれば、「ローカル言語」に設定した定型文を挿入し、その他の文字コードが使用されていれば「英語」に設定した定型文が挿入します。
 

◆対応文字コード


各選択言語ごとの対応文字コードは以下のとおりです。 
 
選択言語 対応文字コード
日本語 ISO-2022-JP
中国語 GB2312
Unicode Unicode
英語 上記以外の文字コード
 
 
 
 
 
 
 
※[Unicode]は暗号化定型文のローカル言語にのみ設定できます。

◆事例

「ローカル言語選択」にて「日本語(文字コード:ISO-2022-JP)」を選択した場合に、以下のようなメールを送信するとします。
 
 
●メールヘッダー
 
 From:(任意)
 To:(任意)
 Subject:(任意)
 Content-Type:text/plain;charset="US-ASCII”

●メール内容
  
 From:(任意)
 To:(任意)
 Subject:(任意)
 本文:Hello!
    How are you?
    I send you Conference materials!
 添付:Conference_materials.pdf
 
 
上記のメールでは、MIMEテキストパートには、文字コード(US-ASCII)が使用されています。この場合、選択した言語の文字コード(日本語:ISO-2022-JP)が利用されていないので、「定型文(英語)」に設定した定型文が挿入されます。
 
対象製品・バージョン
GUARDIANWALL Mailセキュリティ